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おすすめの純金積立会社を徹底比較

本カテゴリーでは、日本国内で純金積立サービスを利用できる会社を10社ピックアップし、それぞれの特色やコスト面、サービス面などを比較検証し、オススメランキングも紹介しています。

どこを選ぶべきか、純金積立の会社を徹底比較

純金積立に限った話ではありませんが、初めて何がしかのサービスを利用しようとする場合、どこの会社のどのサービスを利用するべきかという点は大変悩ましい問題です。

ましてや、リスクは比較的低いとは言え、純金積立も投資である以上、慎重に検討する必要があります。

まずは各社の特徴を理解し、メリットとデメリットを踏まえたうえで運用していくことが肝要です。

保管方法が特定保管なのか、消費寄託なのか、あるいはその他の方法かといった点はもちろん、その会社の持つ特色や強みはどのような点かといったこともしっかり考慮すべきです。

本カテゴリーの各ページでは、純金積立会社10社それぞれの手数料や保管方法、会社としての特色などを取りまとめましたので、各社の違いを理解するのに多少なりとも役立つのではないかと思います。さらに、「純金積立するならこの会社BEST5」では、先に述べたポイントをもとに各社を比較ランキングしています。ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの純金積立会社を年間コストや手数料などで比較しました!

横浜金属

横浜金属は国内の貴金属リサイクル会社として初めてロンドン金属取引所で銀地金の公認ブランド指定を受けた信頼と実績の会社です。

(社)日本金地金流通協会の正会員でもあることから、貴金属のリサイクル化を常にグローバルな視点でとらえ、業界をリードするパイオニアとして注目されています。純金積立についてもこれまで積み重ねてきた実績と信頼をもとに、他社にはない低コストのシステムや便利なスポット購入などを導入しています。

>>横浜金属について詳しくみる

KOYO証券

KOYO証券は、1963年に設立された歴史と実績ある金融商品取引業者です。決して知名度は高くありませんが、純金積立をはじめ、株式、外国債券、投資信託、先物・オプション、商品先物取引、保険など多彩な商品を取扱い、顧客の利便性を追求したサービスを数多く提供するなど、アグレッシブな経営と事業展開を行っています。純金積立においては、年間トータルコストの低さが魅力。毎月の購入手数料無料や、業界最安水準の年会費1500円、スプレッド65円など、種々のサービスは低コストで取引したい方におすすめの内容です。

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田中貴金属工業

田中貴金属工業は、創業130年以上の歴史をもつ貴金属のリーディングカンパニーです。設立当初は両替商でしたが、現在は金地金、プラチナ、銀地銀、メイプルリーフ金貨、プラチナイーグルコインなど幅広い商品を扱っています。利用客は50万人以上にものぼり、日本のみならず米国、欧州、アジアなど海外でも活動し、積極的なグローバル展開も行っています。純金積立では、複数の商品を1つで取引できる積立口座の提供や、毎日少しずつ購入できる仕組み、保管料無料、スポット購入手数料など、独自のサービスが目白押しです。

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マネックス証券

マネックス証券は、マネックスグループ株式会社100%出資のオンライン証券会社です。設立は1999年で老舗ではありませんが、ネット証券では常に業界をリードする存在であり、国内の上場株をはじめ米国株・中国株、債券、投資信託、外貨建てMMF、FX、先物オプション、ゴールドなど、金融商品全般を網羅するラインナップの充実が魅力。純金積立では、金・プラチナ・銀への積立投資が毎月1,000円の少額から可能。他にも、業界最安水準のコストや、定額と定量から選べる仕組み、口座管理料無料など、メリットの多いサービスを行っています。

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楽天証券

設立1999年の楽天証券は、インターネット専業の証券会社です。楽天市場でもおなじみのIT大手、楽天のグループ企業として知名度と信頼性は抜群。商品ラインナップも豊富で、国内外株式・ETF、投資信託、債券、先物・オプション、FX、金・プラチナ、保険まで多彩な取扱いを行い、純金積立でも、毎月1,000円からの少額積み立てや、価格をみながらのオンライントレード、顧客資産の保全を目的とした区分管理など、サービスとサポート体制が万全です。

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徳力本店

徳力本店は、1972年(享保12年)創業の、歴史と伝統ある貴金属のメーカーです。出発点は両替商ですが、現在は金や銀など貴金属の製造・販売を手掛けています。単なるブローカーではなくメーカーであり、事業は地金の取引や仲介だけでなく、工業用・医療用製品材料を供給するなど、貴金属を通じて産業界や医療界に貢献しています。純金積立では、月々5,000円から始められる「純金+プラチナ」コースや、積み立てた地金の量に応じて地金が増える徳力プレミアムなど、独自のサービスを提供しています。

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三菱マテリアル

長い歴史と伝統を持つ三菱グループの一角、三菱マテリアルは押しも押されぬ日本を代表する大手非鉄金属メーカーです。当社は早くも1896年(明治29年)に金の取り扱いを開始しており、現在は「マイ・ゴールドプラン」名前で純金積立サービスを提供、年会費一律864円、月額3,000円、1,000円単位から利用できます。価格帯は業界標準レベルですが、所定の方法で算出したグラム数分の金が上乗せされる「満期ボーナス」など嬉しい特典が目白押しです。

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岡安商事

岡安商事は大阪で創業された商品先物会社です。現在は純金積立サービスや商品先物に加え、商品ファンドや、FX取引および取引希望者向けのセミナーなども開催しています。同社の純金積立サービスの大きな特徴が、金の保管方法。岡安商事では混蔵寄託という方法を採用しています。これは、預かった他の同種類・同物質の純金地金と混合して保管する方法で、所有権は依頼者のまま保管され、運用されることはないので、その点は安心できる要素のひとつといえるでしょう。

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石福金属興業

東京都・神田で、80年以上にわたって営業している老舗純金積立会社が、石福金属興業です。貴金属地金の販売だけでなく精製加工業者としても有名で、国内外で評価の高い会社です。同社では独自の定期購入システムを設けており、誰でも比較的簡単に純金積立ができる環境づくりをしています。毎月一定額、同じ銘柄の金を購入していくというやり方で、価格変動についてまわる購入・売却リスクを抑え長期的な投資を実現しています。

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SBIネット銀行

SBIネット銀行は、SBIホールディングスと三井住友信託銀行の共同出資で生まれたインターネット専門の銀行です。店舗をもたない、従来とはちがった形態の銀行となっています。SBIネット銀行では、純金積立を含む、さまざまな資産運用に対応した、独自の商品を取り扱っています。資産運用については、積立額が毎月1000円からと非常に敷居が低くなっており、価格に応じて買い付けの調整も可能。すべての取引はweb上で完結でき、取引状況や履歴なども簡単に確認できます。

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筑波銀行

茨城県の筑波銀行が取り扱う「つくば純金積立」は、月々3,000円から、1,000円単位で金額を決めてスタートできます。希望によって年に2回の増額購入ができるほか、後日の購入金額変更も可能です。「つくば純金積立」では毎月の代金を日割りし、毎日一定額の純金を購入していきます。金の価格に応じて購入量を調整してくれるので、金の価格変動に左右されることなく、着実に純金を貯めていけます。また、積み立てた純金は、金地金として引き出すことはもちろん、金貨との等価交換や、売却もできます。

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ゴールドリンクコーポレーション

ゴールドリンクコーポレーションでは、「ゴールド積立くん」という純金積立サービスをおこなっています。これは3,000円からはじめられる純金積立なので、興味はあるけどまとまった資金が用意できない、という人にはおすすめです。金は世界共通の価値があり、貨幣などと違って一定の価値はあるので、安心して積み立てられる金融商品として人気となっています。

>>ゴールドリンクコーポレーションについて詳しくみる

百十四銀行

百十四銀行の純金積立は、毎月口座から引き落とされた金購入代金を営業日数で日割りして毎日金を購入する、という商品となっています。積み立てた純金は世界の金市場公認の金地金で入手できるだけでなく、カナダのメイプルリーフ金貨、オーストリアのウィーン金貨ハーモニー、オーストラリアのカンガルー金貨といった世界各国の金貨や、指輪やネックレスといったゴールドジュエリーと引き換えることもできます。希望額だけを現金化する、といったことも可能です。

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SBI証券

SBI証券の純金積立は、知名度の高さや信頼性、投資コストの安さが魅力となっていることに加え、ポイントが貯まる点も見逃せません。純金積立は長期的なスパンで取引を行うものですから、続けるほどお得感が増していきます。また、SBI証券の純金積立は、他社と比べて手数料が格段に安いのも特徴です。長期的に純金積立を行っていく場合は取引回数が多くなるので、SBI証券のように手数料が安いのは大変心強いと言えるでしょう。

>>SBI証券について詳しくみる

純金積立のメリット・デメリット

改めて、金投資としての純金積立のメリット・デメリットについてご紹介します。純金積立を考えているが、投資方法や他の金投資と比較してそのメリット、デメリットがわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな方のために、さまざまな金投資と比較して、純金積立のメリットとデメリットについて紹介していきます。
上部でご紹介したおすすめの純金積立会社を踏まえて、失敗しない金投資を目指しましょう。

純金積立のメリット

純金積立は、定額または定量で毎月自動的に金を購入してくれる「自動積立」を行ってくれるので手間がかかりません。さらに1,000〜3,000円と少額の初期投資で毎月の積立額も1,000円からと、手ごろな価格から始められることもメリット。また、定額での積立であれば「ドルコスト平均法」によって、定量よりも単価を抑えての購入が可能です。「ドルコスト平均法」とは、金の価格が高いときには少ない量を、価格が安いときには多くの量を購入することで、購入価格を平均化する方法。これにより、価格変動によって生じるリスクを最小限にすることが可能です。

また、資金に余裕があるときや、金の価格が下がったときには「スポット購入」もできるので、ご自身の好きなタイミングで追加積立が可能です。

金の現物を購入していますが、管理は運営会社が行ってくれるので、盗難などのリスクもなく、管理する手間やコストも省けるため、安心して積立ができます。

もちろん、貯まった金はさまざまな方法で受け取りが可能です。例えば、金を売却して現金で受け取る、金貨や金地金をそのまま受け取るなど、運営会社によってご自身の好みの形式で受け取ることが可能です。

純金積立のデメリット

他の金投資にも言えることですが、保管会社が破綻した場合、預けていた資産が目減り、または返却されないリスクがあるため、保管会社の経営状況には細心の注意を払うことが大切です。

その他にも、手数料が比較的高いといったデメリットもあるため、その辺りはご自身の裁量で他の金投資と比べてみる必要があります。

その他の金投資との比較

金貨・金地金は、最も手軽に金を保有できる方法と言えます。金貨は宝飾店などで、金地金は地金商や金属メーカーなどで購入が可能で、金の現物を手元に保有できるため、「金投資を行っている」と実感できるメリットがあります。

しかし、金貨・金地金ともに、少量だと手数料が割高になる、売却益が一定額を超えると確定申告の必要が生じるなどといったデメリットもあります。

また、実際に金を保有することで盗難に遭う恐れもあるので注意が必要。検討する純金積立会社の管理体制やセキュリティ体制について事前にしっかりと調べておくことが重要になります。

次に投資信託についてです。金の投資信託は、投資家から集めた資金をまとめて金現物や金に連動する金融商品に投資することで利益を得る手法です。メリットとしては、少額からでも始められること、また投資信託で運用される資産は、信託銀行が「顧客の財産」として分別管理しているので、仮に金融機関が破綻したとしても資産は保全されるといった安心感があります。

一方、実際に金を保有できない、純金積立と違ってあとから金の現物に交換できないといったデメリットもあります。

金ETF(ETF=上場投資信託) は、東証ETFと海外ETFの2つに分けられます。ともに年間の管理手数料が安く、証券口座で一元管理できるため手間がかからないほか、業者の破綻リスクも無いことがメリットです。

ただし、ETFは純金積立と比較して毎月の自動積立が難しく、自分で都度売買する必要があります。また、流動性の低い銘柄の価格変動が大きくなってしまうなどがデメリットと言えるでしょう。

金先物は、いわゆる金の先物取引のことで、将来決められた日に、取り引きの時点で決められた価格で売買を行います。金の現物投資などと比較して取引にかかるコストが低く、またレバレッジを効かせた取り引きを行うことで、少ない元手で大きなリターンを得ることが可能です。

その一方で、純金積立などと比較して、大きな損害を生む可能性もあることがデメリットと言えるでしょう。

貴金属会社とネット証券、純金積立を始めるならどっち?