【ドットコモディティは楽天証券と合併しました。
純金積立サービスの内容は楽天証券のページをご確認ください】
画像引用元:楽天証券公式HP
http://www.commodity.co.jp/
オンライン専業の商品取引会社として知られるドットコモディティについて、提供する金積立プランの特徴や会社の概要などについて取りまとめていきたいと思います。
ドットコモディティは元経済産業省の官僚であった代表が興した、オンライン専業の商品取引会社として知られており、まさにIT時代を象徴する会社のひとつとして見ることができます。その証左として、同社の主要株主には楽天および楽天証券が名を連ねています。
ドットコモディティで興味深いのは、同じ純金積立サービスを行なっている楽天証券が同社の株主である点です。しかしドットコモディティは「商品先物」をメインとした会社であり、楽天証券は株や為替をメインとしている住み分けがなされているため、このような関係が可能になっているものと推察できます。
なおドットコモディティで扱っている商品としては、農産物では「コーン、小麦、コメ、大豆、小豆、コーヒー、ココア、砂糖、綿花、ゴム」など、エネルギー部門では「原油、ガソリン、軽油、暖房油、灯油、天然ガス」など、そして純金以外の金属では「プラチナ、パラジウム、銅、アルミニウム、亜鉛」などがラインアップされています。
また同社で扱う金は、金取り引きの世界的基準である「ロコ・ロンドン」。同社がロンドンで買い受けた小売価格を元に取り引きされるため、消費税の影響を受けないという利点があります。
そんな同社の純金積立で大きな特徴と言えるのは、月々いくらという金額による積立とともに、月々何グラムという決まった量を購入していく「定量積立」にも対応している点です。金額の大小よりも一定量の金を一定期間のうちに確保したいという方には適してしいると言えるでしょう。
気になるコスト面に関しては、年会費が1,050円(初年度は無料)。購入手数料は購入金額の2.5%となっています。積立単位は月額1,000円から1,000円単位、定量積立の場合は1グラム以上で1グラム単位となっています。金の保管方法は消費寄託となっています。
以上を総合すると、同社は新進気鋭のオンライン専業純金積立会社と言えます。手数料や会費といったコスト面はそれなりにしますが、ロコ・ロンドンを直接取り引きしている点が大きな魅力と言えます。また消費寄託ではあるものの、楽天が株主である点など、信用度も一定レベル以上にあると言えそうです。
・商品先物取引業者 農林水産省令22総合第1351号/経済産業省平成22・12・22商第6号
・金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第594号
・日本商品先物取引協会