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純金積立の保管方法

純金積立による投資は、取り扱い会社が顧客の資産を長期にわたって預かります。しかしビジネスとして会社が投資を運用している以上、「万が一」は付き物です。

取り扱い会社が倒産してしまうなどのリスクが発生した場合、保管方法によっては必ずしも預けている資産が戻ってくるわけではないケースがありますので、注意しましょう。

特定保管とは

特定保管とは「混蔵寄託」とも呼び、純金積み立ての取り扱い会社と顧客の純金をはっきりと区別して保管する仕組みです。そのため取り扱い会社が万が一倒産してしまった場合でも、顧客の純金は100%手元に戻るようになっています。

メリット・デメリットは?

特定保管においては顧客の純金をしっかり区別して保管されますので、仮に取り扱い会社が倒産などという状況に陥ってしまった場合でも自身の資産が返還されないというリスクを抱える必要がありません。

しかしながら資産を預かってもらう、ということになりますのでそれ相応の保管料は必要になり、預けている量や期間に応じた金額を支払わなくてはいけません。貸金庫に預けているような状態ですので、特に何か優遇を受けられるといったこともありません。

そのため、リスクを避けられる以外のメリットがないことを理解した上で選択するとよいでしょう。

金のその他の保管方法

純金積立は、金投資においておすすめな保管方法でもあります。ここでは、純金積立以外の金の保管方法について紹介していきます。

自宅の金庫で保管

自宅で金庫を設置し、その中に収めて保管する方法です。災害などで家が被害にある可能性があるため、耐火・耐水金庫を選ぶとよいでしょう。家の金庫に保管すれば、いつでも好きなときに金を眺めることができます。

家用金庫にはさまざまな種類がありますが、金庫ごと盗難されるリスクを考えるとある程度重量がある方がよいでしょう。大きな金庫は耐火性にも優れています。マンションなど集合住宅の場合には、床の強度も頭に入れて金庫を選びましょう。

貸し金庫で保管

銀行の貸し金庫に保管する方法です。銀行は防犯対策が万全ですし、災害にも強いです。貸し金庫であれば、金庫ごと盗難される心配もありません。

貸し金庫の利用は、銀行の営業時間であればいつでも問題ありません。料金は月払いと年払いがあり、小型金庫なら数千円で借りることができます。金以外も保管可能なので、宝飾品や有価証券、遺言書、個人が大切にしている思い出の品なども一緒に預けることができます。

金の保管サービスを利用

購入した業者が行っている金の保管サービスを利用する方法もあります。購入した金をそのまま業者の元で保管してくれるため、一旦持ち出してどこかに預ける手間がかかりません。

基本的に金の販売や保管を行っている業者は金の売却・現金化も手掛けています。保管サービスを利用すれば、購入から保管、売却まですべてを一本化することができるでしょう。

NGな金の保管方法

自宅のタンスや冷蔵庫の中での保管はNGです。目に見えない場所においておけば安心だと思うかもしれませんが、情報はちょっとしたきっかけで漏れてしまいます。防犯性が低い場所に保管した金は、簡単に盗難されてしまうでしょう。また災害時のリスクも大きいです。

置いておく場所によっては、金が劣化してしまう可能性も。金を家で保管したい場合は、金庫を利用することをおすすめします。

消費寄託とは

消費寄託とは、純金積立の取り扱い会社に金地金の所有権が移転するため、顧客は「返還を請求できる権利」を持つのみという保管方法です。 そのため純金そのものは取り扱い会社の資産となってしまい、すべてが戻ってくるという保証がありません。

メリット・デメリットは?

消費寄託では取り扱い会社が預かっている金を活用することが可能です。そのため運用に回すこともできるため、保管料が無料であるという取り扱い会社も存在します。

また、取り扱い会社によっては預けている寄託残高に応じてボーナスが加算されるというメリットを受けられる場合もあります。しかしながら万が一その取り扱い会社の事業継続ができないという事象が発生してしまった場合においては、確実に返還される保証はないというリスクも抱えることになります。

コスト面を抑えられるというメリットのある保管方法ではありますが、消費寄託を選択する場合には信用できる取り扱い会社を選ぶことが重要になってきます。

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